正絹の着物の買取相場 損をしないで売るためには

正絹(しょうけん)の着物とは、絹100%の着物を指します。

最近は、自宅で洗える着物のポリエステルを着る方が増えていますが、正式な場にふさわしいのは正絹の着物です。

正絹の着物とはどのような特徴を持つ着物なのかや、着る機会がない、いただきものだけどサイズが合わないなどの理由で手放す場合どこに売るべきか、買取相場はいくらくらいかについてまとめました。

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1. 正絹の着物について

着物の素材には正絹の他にも麻や木綿、ウール、ポリエステルなどがありますが、正絹は一番格が高いとされています。

絹といえばシルクのイメージで、さらさらした肌触りの着物をイメージされる方が多いかと思いますが、それ以外にも、紬のように織糸の肌触りがあるものもあります。

正絹の着物の長所と短所

正絹の着物のメリットとしてはまず、格が高いので価値があり、高く売れることがあります。

最近は、ポリエステルの着物もあり遠目には正絹と区別が付きにくくはなっていますが、触り心地や通気性、着心地が良いのはやはり正絹です。

一方、デメリットは、高く売れるというメリットと表裏一体ですが、買うと高い点です。

また、紫外線により黄ばみがでることがあり、保管をするのに専用のたとう紙や和箪笥が必要になります。

洋服と一緒にハンガーに掛けてクローゼットに入れておくわけにはいかないので収納場所が難しい方も多いです。

正絹の着物の買取をしてくれるのはどこ?

着物を売ろうと考えたとき、どこに買い取ってもらえばよいのか悩むところです。

リサイクルショップ

リサイクルショップは、着物専門ではありません。

通常のリサイクルショップは、他の衣類などと一緒に、一品目として着物をあつかっていて、着物専門の査定員の方はいないのが基本です。

そのため、あまり着物の知識がないお店の人が価格を決めてしまいます。

リサイクルショップで着物を買う人は少ないので、「あまり売れない」と考え安い価格をつけられてしまったり、着物はブランドのバッグのように販売価格がはっきりと決まっていないので、値段がつけにくいからと言って、買い取りをしてくれないことがあります。

ネットオークション

自分で価格を決められるのは便利ですが、写真だけでは判断が付かず、高いものほど個人の方からの購入をためらう消費者が多くネットでは売りづらいです。

もし売れたとしても「色合いが違う」といわれたり「シミがある」など自分でも気が付かなかった点を指摘されたりしてトラブルの原因になることもあり、難しいです。

インターネットで申し込める着物買取専門店

正絹の着物は、反物から裏地となる胴裏や八掛を合わせ、手縫いもしくはミシンで縫い上げますが、同じ柄の着物はあっても、すべてが同じ着物は存在しません。

そのため、着物のプロに一枚一枚の着物を実際に見て、その着物の価値を査定してもらうのが大事になってきます。

着物買取専門店では、出張査定や宅配査定の簡単な手続きで、専門の査定員の方に着物を見てもらうことができ、査定料もかからないので、一度専門業者に着物を査定してもらうとよいでしょう。

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正絹の着物の買取相場

正絹の着物は、他の素材の着物に比べると高値で取引されますが、一口に正絹の着物の買取相場と言っても、実際は着物ひとつひとつの状態によって、買取価格はさまざまです。

それでは、正絹の中でもより高く売れる着物とはどんな着物でしょうか?

標準体型の着物

洋服と同じで、買いたいと思う人がたくさんいるだろうと推測される着物は高く売れます。

たとえば、作家さんの一点ものでとても希少価値のある着物や今の技術では作り出すことが難しい着物でもあまりにも小さすぎると良い値は付きません。

おおよその目安として標準的な身長の女性が着れるサイズの160センチメートル前後くらいの着物は売りやすく高値が付きやすいです。

着物の種類で価格は違う

一般的に、訪問着が高値で取引されます。

訪問着が高値で買い取ってもらえる理由は、結婚披露宴やさまざまなパーティー、入学式や卒業式に参列など着る機会が多いためです。(参照:訪問着の買取相場

その他に振袖も需要があり、比較的高く売れますが、流行や柄、状態などを総合的に見て判断されます。(参照:振袖の買取相場

売りにくい着物として、喪服は、着る場所が限られることや家紋といわれる紋を入れて着る着物なので良い値は付きませんし、そもそも取引があまりされないことが一般的です。

実際の正絹の買取価格は1万円前後から数十万円

訪問着や振袖、付け下げ、色留袖、黒留袖はやはり活躍の場が多いので、買われる方も多く高値が付きやすいです。

また、未使用だったり購入年数の浅い着物、希少価値がある着物は比較的高値が付きやすく、中には数十万円の値が付く着物があります。

人間国宝の作家の伝統工芸品の着物などは希少で高価買取がされますが、証紙などによって本物であると証明が必要です。

それ以外の一般的な絹の着物では、状態の良いもので、1万円から数万円代が多いですが、これも一枚一枚の状態や絵柄の人気さなどによって、金額が変わってきます。

正絹の着物の買取実例

正絹の着物の買取例は、たとえば下記のようになります。

羽田登喜男(人間国宝)5,000,000円 手描き友禅訪問着が200,000円~
久保田一竹(辻が花第一人者)4,000,000円 辻が花訪問着が150,000円~
芹沢けい介(人間国宝)3,800,000円 絵染小紋が120,000円~
福田喜重(人間国宝) 2,500,000円 刺繍色留袖が100,000円~

一般的な留袖、色留袖、振袖、訪問着などの買取の相場は1,000円~10,000円ですが、あくまでも相場なので、お持ちの着物が何かをきっかけにブームが起こり高値が付いたり、鑑定士さんによって思いのほか高額で買取ってもらえることもあります。

正絹の着物を売るならば、着物買取の専門店へ

せっかくの価値ある正絹の着物。売るならばきちんと着物の価値を見極めてもらって、できるだけ高く売りたいところです。

着物買取の専門店ならプロの目でしっかり個別に着物の価値を見極めて正当な価格をつけてくれます

家で眠っていた着物にびっくりするような値が付くこともあり、売るなら着物買取の専門店をおすすめします。

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