呉服屋で祖母の付下げや訪問着を売った体験談

不要になった着物を売る場合、当サイトで紹介しているような着物買取専門店のほかに、総合リサイクルショップや、呉服屋さんで着物を買い取ってくれるところもあります。

今回は、呉服屋さんで着物を売った方のお話をうかがいました。お近くに着物の買取もしてくれる呉服屋さんがある場合、そちらで売るのも選択肢の一つです。

①着物を売ることにしたきっかけ

家の建て替えをして、今までなかったウォーキングクローゼットを取り付けそれまで使っていた箪笥などを処分する事を検討していました。

その整理をしていた時、桐ダンスに入った長年着る事がなかった着物が20着ほどありました。

これは母ももう着ないから私にどうかと言われたのですが、私が好むような柄ではなかった(その当時の私には年齢層が上に感じました。)のでもう誰も着ないのであれば捨てるのは忍びない、それでは売ろうということになりました。

②どこで売りましたか?

呉服屋さんです。大きなショッピングセンターのテナントとして入っていました。

③そこで売ることに決めた理由

着ることがない物を処分することに抵抗のない私と違い、思い出などを感じる母がその店の対応の良さに売ることを納得してくれたのが大きな決め手となりました。

私としては色々店をあたって一番値段が高い所に売りたかったのですが。そのお店は高い金額では買えませんが、と断った後。色々と母の思い出話など聞いてくれたようです。

他の店はまだ仕付け糸がついた状態の着物もあったのですが、古布扱いでした。金額はその呉服屋さんよりも上がりそうでしたが、金額もものすごい差も出るものでもないと思いましたので気持ちよく手放せる店を選びました。

④売った着物の状態や種類

売った着物の枚数は20着ほどでした。すべて生絹で付下げ、訪問着、喪服などです。

これは全て母方祖母が母にと作ってくれたものだったので、古いものは30年以上、そのほかでも15年くらいは経っていたと思います。

保存状態は桐の箪笥に入れて年に2回は風通しをしていましたので概ね良好だったと思います。この祖母は着物が好きで私にも七五三の着物を作ってくれました。ただ、売った着物の中には私の子供の時の着物は含まれていません。

⑤買取金額

全部で2000円でした。高額にはなりませんとは言われていたのであまりショックではありませんでした。母と一緒に売りにいったので帰りのお茶代になるねっと話していたのを覚えています。

⑥着物を売っての感想

大きく場所を取っていたものがなくなって空間的にもすっきりしましたし、私と母の気持ちの上でもいつか処分しないと、という気持ちがずっとあったので行動を起こしてすっきりした感覚があったと思います。断捨利ってやっぱり気持ちいいねっと家族でその後、話していました。

でもその後、着物をたくさん作ってくれた祖母が亡くなり、祖母の作ってくれた着物を着てこなかった事がなんだかすごく勿体無いような気がしました。祖母が元気なうちに一緒に着物を着て出かければ良かったなと。

それと同時に母の思い出のある着物、1着でも手元に残しておいても良かったかなと、そうすれば母の気持ちはもっと楽だったかもしれないとふと考えました。

着物の売却後にはこんなちょっとした罪悪感と物がなくなってすっきりした2つの異なる気持ちがありました。

(みつさん、40歳、事務)

管理人のコメント

着物の思い出などを理解してくれる呉服屋さんで着物を売ったというお話でした。

お近くに、このようなお店がある場合は、そちらで査定してもらうのも良いかと思います。

近くに良いお店があるかわからないときや、数が多かったりして店頭まで着物を持っていくのが大変なときは、自宅に出張で来てもらったり、宅配で送ったりして査定してもらえる着物買取専門店が便利です。

>>おすすめの着物買取会社はこちら

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